巨人の元木大介作戦兼内野守備コーチ（５１）が７日、都内でトークショーを行った。ヘッド兼オフェンスチーフコーチから作戦兼内野守備コーチと配置転換となる今季、「送球ミスとかもったいないからね。そういうのも減らしていかないといけない」と守備力改善に本腰を入れていく姿勢を見せた。

　昨季のチーム失策数はリーグ５位の８２個。同コーチは「やっぱり負けになるミスが多かったからね。そういうミスは相手にとってはラッキーなことだし、そういう隙を見せないように、ミスを１個でも減らしていくというのが、今のチーム状況じゃないの」と現状を明かした。

　２月からの春季キャンプでは守備練習の量も重視していく見込み。「特に若い選手は守備も受けないとうまくならないと思いますし。一本でも多く受けないといけない」と話した。

　トークショーでは今季から主将を務める岡本和と副将を務める吉川に言及。「坂本がずっとやっていて良い選手になり、これからは和真が引っ張らないといけない。のんびり屋だし、自分の尻もたたけると思うし、すごく良いことだと思う。尚輝も少しおとなしいので、若手に注意か指示するとか、それをやっていかないといけないと思う」と期待した。