侍J内定!オリックス・宮城 フォーク完成度UPで世界を斬る 大谷、ダルらとの共闘も心待ち
オリックスの宮城大弥投手(21)が、3月に開催されるWBCに出場する日本代表「侍ジャパン」のメンバーに内定したことが7日、わかった。この日は杉本商事BSで自主トレを公開。大舞台への思いを語った。
6日に先行発表された12人の中に、宮城の名前はなかった。ただ、ケガなど今後の状態に問題がなければ、1月下旬に発表される全体30人のメンバー入りが確実。「できれば出たいと思っています」とやる気に満ちあふれている。
この日は小雨が降る中、WBCの公式球でキャッチボール。「ボール(公式球)は毎日使っている」と徐々に手になじんできた。さらに、今季はフォークの完成度を高める。「WBCだけではなく、その先のシーズンを見越しても優位に立てる」と投球の幅を広げることが狙いだ。
大谷やダルビッシュらのメジャーリーガーの参戦も決定。「全員と会話をしたい。本当にいい経験しかできない場所だと思うので」と目を輝かせ、共闘を心待ちにしている。
チームとしては3連覇と2年連続の日本一が最大の目標。「個人的には15勝を目指して頑張りたい」と言い切った。若き左腕が世界の舞台へ。オリックスでは日本一、侍ジャパンでは世界一をつかみ取る。