張本氏「サンモニ」でヤクルト村上に「70本」檄!王貞治氏の「狭い」スタイル提案

 野球解説者の張本勲氏が8日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、セ・リーグ三冠王のヤクルト・村上宗隆内野手に対して「スタンスを狭く」とアドバイスした。この日はソフトバンクの王貞治球団会長とともに出演し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)についての展望などについて語った。

 WBCでも主力としての活躍が期待される村上は王氏のホームラン記録を抜いた打者でもある。王氏は「見事としか言いようがない。バッティングはどっしりして右へも左へも。体つきも立派だし、精神的にも強そうですね」と称賛した。

 一方の張本氏は「どっしりしてるけどね、難点を言えばステップがちょっと広い」とあえて指摘した。「ワンちゃん(王氏の愛称)が現役なら、今、球が飛ぶじゃないですか、70本打ちます」と断言。王氏のステップが1メートルもなかったとし「歩幅が狭い。狭いとひざに余裕があるから応用ができる」と説明した。

 「村上がこれから70本打つなら、足の幅分だけ(ステップを)短くすればね、もっといろんな球を拾える。先とか根っこでね『入るかな?』っていう打球が全部入っちゃう。回転が加わってるからね、ボールがちょっと伸びる。これが大きい」とさらなる大記録へアドバイスを送った。ギリギリで拾える本塁打数を「年間5~6本から10本」と予測。「大変な数だからね」とわずかな違いが大きな差となると強調した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス