野茂英雄氏が不惑迎える西武・栗山にエール 衰え?「感じない」に栗山「100%の力を」
日米で通算201勝を挙げた元メジャーリーガーの野茂英雄氏が9日、今年9月で40歳となる西武・栗山巧外野手にエールを送った。
野茂氏は、神戸市内のG7スタジアム神戸で2年ぶりに開催された「NOMO栗山オールスターゲーム」を観戦。栗山とともに始球式を務め、子どもたちの熱戦に拍手を送った。名球会コンビが実行委員長を務める同ゲームも昨年はコロナ禍で中止となったが、今年で8回目を迎えた。
トレーニングジムが同じという縁で野茂氏は、若かりし栗山が成長する姿を見守ってきた。一昨年には通算2000安打を達成し、名球会入りのセレモニーで名球会ブレザーのプレゼンターも務めた。
プロ野球生活22年目に突入する栗山は、今年で不惑を迎え3年契約の最終年となる。年齢的な衰えも気になるところだが、野茂氏は「僕自身は感じない」とキッパリ。そして「1試合でも多く試合に出てもらいたいですし、できる選手だと思っています」とエールを送った。
日本人メジャーリーガーのパイオニアからのエールに栗山も「1試合でも多く試合に出て1本でも多くヒットを打ちたい。100%の力を出せるようにしたい」と応えた。加えて「NOMO栗山オールスターゲームで、いつまでも“あの栗山や”と言われるようにしたい」と、子どもたちのあこがれの選手であり続けることを誓った。