練習漬けの巨人・小林誠司「負けたくない」正捕手奪回へ デーブコーチ「2割5分打てる」に発奮

 自主トレで打撃練習をする小林(球団提供)
 自主トレでキャッチボールをする小林(球団提供)
 自主トレでキャッチボールをする小林(球団提供)
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 巨人の小林誠司捕手(33)が10日、大阪府貝塚市にある日本生命の練習施設で、中日の大島洋平外野手や高橋周平内野手らと行っている自主トレを公開。「やっている以上は負けたくないので。少ないチャンスかもしれないですが、体も元気ですし。どんどん勝負していきたいと思っています」と、正捕手奪回を強く誓った。

 年末までジャイアンツ球場で練習を続け、年明けは悲壮な覚悟を行動にした元日始動。初詣にも「本当は行く予定だったんですけど、今年はまだ行けてないですよ」と苦笑いするほど、みっちりと練習に取り組んでいる。

 昨季は60試合の出場で打率・148、0本塁打、5打点。打撃のレベルアップを目指したが、これまでの課題を克服することはできなかった。今季が4年契約の最終年。「持たせてもらった時、いいなという感触があったので」と、同僚・吉川モデルのバットに変更。「打つ方でもしっかりバットを振っていきたい」と前を向く。

 大久保博元打撃チーフコーチは「600打席立ったら2割5分は打てます」と太鼓判を押す。目前に迫る春季キャンプではアーリーワークを実施予定。早朝から1日2000スイングの猛練習が待っているが、小林は「1000本でも2000本でもやれると思っている」と覚悟を語る。

 目標はチームの3年ぶりリーグ優勝、そして正捕手返り咲きだ。「優勝、日本一が最大の目標。それと僕自身はここ数年、なかなか試合に出られてないので。たくさん試合に出られるように、キャンプの初日から元気を出して、シーズンでしっかり結果が出せるように。あとはチームの力になれるように全力で、必死にやっていきたい」と前を向いた。

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