巨人・原監督 ドラ1浅野の春季C2軍スタート示唆 「満を持した状態で1軍に」
巨人・原辰徳監督(64)が10日、客員教授を務める千葉県勝浦市の国際武道大で講義を行った。講義後、ドラフト1位・浅野翔吾外野手(18)=高松商=について「満を持した状態で1軍に上がるということも、とても重要なことだと思う」と春季キャンプ2軍スタートを示唆した。
“金の卵”だからこそ焦らせない-。指揮官なりの親心だ。注目のルーキーでもあるだけに「最初から1軍に来ちゃうと大変かもしれない」と配慮。ただ1軍スタートの可能性についても「もちろん、ないとも言えない」と含みを持たせた。13日からジャイアンツ球場で始まる新人合同自主トレでの状態なども確認し、コーチ陣と話し合った上で決める。
指揮官は「僕自身は早く(浅野を1軍で)一緒に見たいなという気持ちはありますけれども」と心待ちにしており、期待も大きい。待望の近未来のスター候補は、時間をかけて大きく育てることを最優先することになりそうだ。