江川卓氏「最低20%は年俸を上げる」現役ドラフトを存続させるための方策を提案
プロ野球解説者の江川卓氏が13日、自身のユーチューブチャンネル「江川卓のたかされ」を更新し、出場機会の少ない選手の移籍を活性化させるために昨年初めて導入された現役ドラフトについて語った。
「僕の考えはね、ドラフトで(新しい球団に)行った時に年俸も上げてあげたい。求められてそこに行くわけだから。最低20%(上げる)とか決めてあげるという(ルール)もつけてあげた方がいいと思う。それの方が行く希望もある。僕がその委員だとしたら提案しますね」との持論を展開した。
続けて、年俸の上げ幅については「30%でもいいぐらい。50%というと、球団にちょっと負担が掛かるよっていうことになるから、落としどころは僕の中では20~30%」が適正な幅ではないかと位置づけた。
番組内で自らを自虐的に「ドラフトの申し子」と名乗った江川氏。現役ドラフトの今後については「続けるかどうかってのは難しい。だから(移籍した選手が)活躍してくれるとね。誰も出てこないと、やった意味あるんですかとなるから」と一人でも多くの選手が起用され、活躍することを強く願った。