楽天・浅村“弟子”に負けられん 移籍後初Vへ「30本、100打点ぐらいは」
楽天の浅村栄斗内野手(32)とオリックスの杉本裕太郎外野手(31)が14日、沖縄県内での合同自主トレを公開した。杉本が憧れの浅村に“弟子入り”を志願する形でタッグを形成。2人は「最低でも30本塁打」を誓い、1月はお互いにレベルアップを図る。
“弟子”に負けていられない。浅村は楽天での自身初Vへ、高い数字を自らに課した。「(本塁打)30本、100打点ぐらいは挙げたい。そこをクリアすれば、チームとしても上位に上がる」。新キャプテンとして、強い決意を口にした。
昨季は貯金18とスタートダッシュを決めたが、6月以降に低迷し、最終的には借金2の4位。「シーズン中盤、終盤にいつも失速する。しんどい時こそ、全員でやる」と主将として、チームに必要なことを説いた。
杉本からは代名詞・昇天ポーズの披露をお願いされた。「1回だけ」と苦笑いし、「どこかで(やる)」と約束。「30本(塁打)以上、ラオウと一緒に打てたら」と共闘を誓った。10年ぶりのリーグ優勝を浅村が導く。