慶大・広瀬隆太“清原バット”で打ちまくる 高橋由伸先輩の歴代最多23発へあと10
東京六大学野球リーグの慶大が14日、横浜市の同大学グラウンドで全体練習を開始した。今秋ドラフト候補に挙がる主将の広瀬隆太内野手(3年・慶応)は、昨季から愛用する“清原モデル”のバットで「打率3割、本塁打5本」と活躍を誓う。
1学年後輩で、西武や巨人で活躍した清原和博氏(55)の長男・正吾内野手(2年・慶応)が使用している清原モデルのバットを借りた際に「振りやすかった」と長さ85センチ、重さ900グラムの同じ作りでオーダー。その結果、昨季は3番打者として、春4本、秋3本と計7本塁打を放った。
3年終了時で通算本塁打は13本。春秋リーグで5本ずつ放てば、高橋由伸氏が慶大時代に放った通算最多の23本塁打に並ぶ。
「プロという目標もあるし、キャプテンとしてチームを日本一に導く。どちらも真摯(しんし)に向き合いたい」と広瀬。頼もしい主将が“相棒”とともにチームを引っ張っていく。
◆広瀬隆太(ひろせ・りゅうた)2001年4月7日生まれ、21歳。東京都出身。右投げ右打ち。内野手。182センチ、91キロ。慶応幼稚舎1年から野球を始め、慶応普通部では世田谷西シニアでプレー。慶応では1年秋からベンチ入りし、2年時に春夏連続で甲子園に出場した。慶大では1年春にリーグ戦デビュー。リーグ通算13本塁打。尊敬する人物は福沢諭吉。