東都大学野球リーグの駒大が１５日、都内の同大学グラウンド近隣にある神明社で必勝祈願した。

　昨秋は３勝９敗で１部最下位に終わり、入れ替え戦を経験。専大に２勝１敗で１部残留を決めた。主将の岩本皓多捕手（３年・関西）は「去年入れ替え戦を経験したので、とにかく勝ちたいという思いを願いました」と語った。

　同じ大学に通う“仲間”から刺激も受けた。年明けの箱根駅伝で陸上部が優勝し、大学駅伝３冠を達成。昨春に首位打者のタイトルを獲得した大森廉也外野手（３年・市船橋）はテレビ観戦していたといい、「２０２３年、駒沢大学がいいスタートを切ってくれたというのと、陸上部だけじゃなく、野球部も結果を残さないといけないと感じました」と負けじと飛躍を誓う。

　自身はプロ入りを目指し、「春は首位打者を取って日本一になって、その後日本代表に入りたい。そして、ドラフトで指名をもらうのが今年１年の目標」と宣言した。