松坂大輔氏がヤクルト・村上攻略法を語る 「絶対に使わないといけないボールは」
日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が23日、自身のYouTubeチャンネル「松坂大輔 official YouTube」を更新。横浜(現DeNA)、中日で活躍したゲストの谷繁元信氏(52)と、ヤクルト・村上攻略法について語り合った。
谷繁氏が「やっぱりインコースなのよ。1年目から。ベルトより、ちょっと高め」と村上の弱点を指摘。「俺と(プロに入った時の)松坂大輔が(バッテリーを)組んでいたら。インサイドのストレートを連続で行って、そこからスライダー曲げて空振りを取るか。で、インサイド意識したなと思ったら、外からのスライダーで見逃し取るかにするでしょうね」と明かすと、松坂氏は大きくうなずいた。
平成の怪物は谷繁氏の意見に同意するように「(プロに)入った時の僕にしろ、最後のドラゴンズで投げられていた時の僕にしろ、インサイドの真っすぐは絶対使います」と断言。「振らせて、意識して開かせるっていうんですかね。そしたら外に落とすチェンジアップだったり、外から入れてくるスライダーでもいいし」と話した。
とはいえ平成の怪物も、やはり「でも怖いですけどね」と、令和の三冠王の“一振り”を最大限に警戒。「(少しでも甘くなると)行かれちゃうんで、そこだけの投げミスは絶対にしてはいけないですけど、絶対に使わないといけないボールですよね。いかに意識させるか」と、改めてインコース直球を攻略の最大ポイントに挙げた。