楽天・松井裕 WBC“何でも屋”宣言「イニング途中、またぎ問題ない」こだわりなし
3月に行われるWBCで日本代表入りが内定している楽天・松井裕樹投手(27)が23日、「チームの勝利のためにどこでもやるつもり。イニングの途中からでも、イニングまたぎでも問題ないです」と何でも屋を宣言した。
楽天では絶対的守護神を務める左腕。ただ、代表チームでは「どこでマウンドに上がっても、100%をできるように準備する」。ポジションにこだわりはない。
念願の代表復帰だ。15年のプレミア12、17年のWBCと国際大会を経験。しかし、一昨年の東京五輪では代表から落選。「悔しい思いを持って、代表を目指してやっていた」と原動力にしてきた。
「右も左も分からなかった」と振り返る6年前のWBC。そこから「マウンド上でも、しっかり整理できるようになった」と確実に成長を実感。「(6年前と)同じ自分であってはいけない」。今度はチームの中心として、強い自覚を持って大舞台に臨む。