西武の栗山巧外野手が24日、埼玉県所沢市の狭山山不動寺で練習を公開し、石段の駆け上りや坂道ダッシュで汗を流した。本拠地ベルーナドームにほど近い境内での練習は初といい「気分が変わる」と晴れやかな表情。9月で40歳になる今季へ「100試合以上もちろん出たいし、3割以上打ちたい。何試合かでも1番、3番を打ってみたい」と意欲満々だった。
昨季は89試合の出場で打率2割6分4厘だった。「きれいに打とうとしすぎた」と反省し「ヒットコースに飛ばすという強い気持ちを持って打席に入る」という。持ち味の「泥くさく」に立ち返り、通算2086安打からさらに積み上げていく。