落合博満氏 初開催の現役ドラフトに私見 「改善の余地は多分に残されている」
元中日監督でプロ野球解説者の落合博満氏が24日、自身のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。昨年12月に初めて開催された現役ドラフトについて言及した。
まず「ルールが分かんない」と、非公開で行われた現役ドラフトの仕組みがファンにもよく伝わっていないのではと指摘。その上で「もっとオープンにしてもいいような気がしないでもないけどな」と続けた。
「これ(準備に)何年もかかっているでしょ。選手会と実行委員会でね。まあやっとスタートしたというところには意義があるんだろうけど」と前向きに捉えつつ、「球団は人選に困ったろうな」と、編成面での難しさにも触れた。
制度自体について「改善の余地は多分に残されていると思う」とし、各球団1人ずつの指名に終わったことを踏まえ、「1人というのはなんか取ってつけたような。これが2人、3人、4人、5人となればね。そうなって初めて活性化された、っていうふうになってくるんじゃないかなとは思う」と、より多くの選手が動く仕組みになることを望んでいた。