門田博光さん死去 天理高後輩のソフトバンク・藤本監督が追悼「どんな質問にも答えてくれる優しい先輩でした」
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南海、オリックス、ダイエーで活躍し、NPB歴代3位となる567本塁打をマークした門田博光さんが死去した。74歳。山口県出身で天理高、クラレ岡山を経て、1969年度ドラフト2位で南海に入団。79年に右アキレス腱断裂の大けがを負ったが、懸命なリハビリで見事に復活。88年には40歳で本塁打、打点の2冠に輝き、「中年の星」「不惑の大砲」と呼ばれた。
門田さんの訃報を受け、ソフトバンク・藤本博史監督は球団を通じて、「天理高の後輩としてかわいがってもらいました。ダイエー時代、球場に行く際には家まで迎えに行き、よく打撃の話をしたのを覚えています。どんな質問にも真摯に答えてくれる優しい先輩でした。ご冥福をお祈りします」と追悼の言葉を寄せた。
門田さんは92年限りで現役を引退した後、野球評論家として活動していたが、糖尿病を患い、近年は兵庫県内で療養を続けていた。