里崎氏 世界一キーマンは甲斐 WBC過去大会「捕手が全員打っている」
元ロッテの里崎智也氏(46)が25日、都内ホテルでPrime Videoの「2023WBC」配信に関する記者会見に、元中日の福留孝介氏(45)と登壇。世界一奪還のキーマンにソフトバンクの甲斐拓也捕手(30)を指名し、過去大会を例に「捕手が全員打っている」と解説した。
「甲斐選手が打てるかどうかが試合のカギになる」。過去4大会では捕手の打力が勝利につながった。世界一に輝いた第1回大会では同氏が打率・409、1本塁打、5打点と活躍。連覇した第2回大会では城島が打率・333、1本塁打、4打点と結果を残した。
「配球でもすごい選手が出てくるが、しょせんは人間ですから。実績、背景を見るのではなく、今を見て攻める時は攻める。名前負けしないジャッジが必要」
その上でキューバ代表を警戒した。「ベスト4以上は力だけじゃなく、運も左右する」とした上で、「メジャー選手の参加を容認した。強いキューバが帰ってくる」と説明。勝ち進めば、準々決勝以上で対戦する可能性のある相手をポイントに挙げた。