オリックス杉本 後輩・森と共闘誓う 相手捕手目線で助言受け「よく見てるな、と」
オリックスの杉本裕太郎外野手(31)が26日、森友哉捕手(27)から自主トレ先の沖縄県で助言を受けたことを明かし、共闘を誓った。沖縄で対面したのは、わずか一日だったが、後輩から貴重な教えを授かった。
昨季までの森は相手捕手として、徹底的に弱点を突いてきた。西武戦は17試合で4本塁打こそ放ったが、打率・197と苦戦。自身の打席について、「こういう風に見えました」と偽りなく、明かされたという。
「よく見てるな、と。何を狙っていたかとか、僕が思っていたのと当たっていた。結構、勉強になりました」
吉田正が抜け、ラオウ&森のバットに期待は高まる。「聞いたりしながら、レベルアップしていきたい」と杉本。新たなタッグ形成で打線の軸を担う。
この日は、森も舞洲の球団施設を初訪問。「頑張らないとあかん」と気持ちを引き締めた。春季キャンプの振り分けも発表。森はAグループで山本らとのコミュニケーションを図る。杉本はBグループから焦ることなく、調整を進めていく。