侍ジャパン キーマンは日系人ヌートバー 栗山監督「僕は信じた」
侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が26日、都内で「カーネクスト 2023WBC 東京プール登録予定選手発表記者会見」を開き、最終メンバー30人を正式発表した。
米大リーグ、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)が、史上初となる日系人の日本代表選出を正式に決め、新たな歴史に名を刻んだ。胸に宿る大和魂で目指す世界一奪還へ。無限の可能性を秘める逆輸入選手が、栗山ジャパンのNEWキーマンだ。
選ばれた30人の中に、その名前はあった。決まった背番号は「23」。メジャーで伸び盛りの25歳は外野全ポジションを守る新星で、栗山監督も「肩の強さやがむしゃらさ。本当に一生懸命プレーし続ける」と、改めて選考理由を明かした。
さらに「学ぶ姿勢を持って、あの若さでどんどん形にしてくれると僕は信じた。皆さんが思ったような活躍をしてくれる」と期待を込めた。国籍を越えた選出で夢のドリームチームへ。日の丸はさらに結束力を生む。