慶応・清原勝児 センバツ切符に「自分は自分」「お父さんはすごい活躍してるけど」父は伝説の強打者

センバツ出場が決まり喜ぶ清原勝児(中央)ら慶応ナイン(撮影・金田祐二)
センバツ出場を決め笑顔の小宅雅己、丸田湊斗、大村昊澄主将、清原勝児、松井喜一(撮影・金田祐二)
センバツ出場が決まり喜ぶ清原勝児(中央)ら慶応ナイン(撮影・金田祐二)
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 「選抜高校野球・選考委員会」(27日、大阪市内)

 甲子園に“清原”が帰ってくる。慶応(神奈川)が5年ぶり10度目の出場を決めた。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(1年)は、「素直にうれしいという気持ちが一番あって、自分が夢の舞台が甲子園だったので、そこでプレーできるのをうれしく思いつつ、これから改めてスタートするという気持ちです」と喜びを語った。

 昨秋は下位打線ながら県大会で1本、関東大会で1本と計2本の本塁打を放った長打力を持つ。甲子園でもアーチに期待がかかるが、「チームに貢献するバッティングが一番自分がしたいこと。それがどういう形かはわからないけど、そういうイメージを持って頑張りたい」とあくまでチームの勝利を最優先に考える。

 父も活躍した大舞台に、自身も立つこととなるが、「お父さんはすごい活躍しているけど、自分は自分。自分のできるプレーを最大限したい」。春の聖地で“清原”の名を響かせる。

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