ソフトバンク入団の有原航平 米国での2年間は「苦しい時間が多かったけど経験を生かして」 【一問一答】

 ソフトバンクへの入団記者会見でポーズをとる有原
 ソフトバンクへの入団記者会見でポーズをとる有原
 ソフトバンクに入団し、記者会見する有原
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 ソフトバンクは28日、有原航平投手(30・前レンジャーズ傘下3A)の入団会見を福岡市内のホテルで行った。背番号は17。

 会見の一問一答は次のとおり。

 -今の気持ちは?

 「福岡に来て、ソフトバンクホークスに入団することできてうれしく思っています」

 -ソフトバンクから獲得オファーがあった時の気持ちは?

 「何度も福岡で投げさせてもらっていますし、対戦していて本当にやりにくいチームだった。強いという印象だったので、そのようなチームから声をかけてもらって嬉しかった」

 -入団の決め手は?

 「この2年間、正直、そこまで先発としての数もこなせてなかったが、その中でも高い評価をしてくださり、強いチームで一緒にやろうと言っていただけた、その中でやってみたいと思ったのが一番のきっかけです」

 -交渉では心をくすぐる言葉もあった?

 「対戦して手強かった、と言っていただけた。選手として嬉しかった。このチームに貢献したいと思いました」

 -日本ハム時代のソフトバンクの印象は?

 「本当に、とにかく強くて。どの選手が出てきても素晴らしい選手と思っていました」

 -特に印象に残る選手や試合は?

 「何試合も投げてきたので、この試合の限定するのは難しいが、柳田さんには何本もホームランを打たれている(苦笑)。だから柳田さんの印象が強い」

 -ソフトバンクで誰か連絡などは?

 「和田(毅)さんにはすぐ電話をさせていただきました。『一緒に頑張ろう』と言っていただけた。心強い先輩なので、沢山質問もして勉強していきたいと思っています」

 -日本ハム時代に同僚だった近藤ともまた一緒に。

 「連絡をとりました。まだホークスの選手にあまり挨拶できていないので、まずは近藤という友達がいてやりやすいかなと思いますし、チャンスにも強く心強い。(日本ハム時代に)何度も助けてもらいました。これからも助けてもらいたい」

 -米球界の2年間は?

 「苦しい時間が多かったけど、これだけ野球としっかり向き合って考えることも、(以前は)なかなかなかった。満足いく成績は残せなかったけど、この経験を活かして成長するのが大事。良い2年間だったと思えるように、これから頑張って行きたい」

 -21年に肩の手術もあった。コンデイションは?

 「手術したところは問題ない。キャンプインしてペース上げて、しっかり投げていきたい」

 -持ち味は?

 「色んな球種を使って、球数を少なく長いイニングを投げるのが僕の強みであり仕事です。今後もぶれずに続けていきたい」

 -選手層の厚いソフトバンクだが?

 「まずは健康に、しっかり動けて投げられる姿を見せること。キャンプインしてコンデイションをしっかり整えたい」

 -日本ハム時代の6年間で通算60勝、最多勝もとった。今季の目標は?

 「ルーキーのような気持ちでがむしゃらにやる。目標は考えていない。優勝に貢献できるように一生懸命投げるだけ」

 -三笠GMの期待も大きい。

 「本当に嬉しい。やらなきゃいけないと思う。そのつもりで頑張ります」

 -千賀が抜け、エース級の柱としての期待が大きい。

 「そこを期待して獲ってもらったと思う。それに応えられるように必死にやるだけ」

 -福岡は故郷広島からも近い。

 「両親や地元の友達も応援に行くと言ってくれた。それも心強いです」

 -ファンにメッセージを。

 「福岡ソフトバンクホークスのファンの皆様、有原航平です。今シーズンからよろしくお願いします。必死に頑張ります」

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