ヤクルト・村上が23歳の誓い 2年連続3冠王「目指さないとおかしい」

 「ヤクルト春季キャンプ」(2日、浦添)

 ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が23度目の誕生日を迎えた。23歳の抱負は「頑張る」とだけ話し、詳細は避けたものの、2年連続の三冠王については「目指さないとおかしいので。今年も自分の中でタイトルを取れるように練習している」と宣言。今季の目標も「日本一の景色を見られるように。キャリアハイを目指して頑張ります」と意気込んだ。

 取材の途中で球団スポンサーのオープンハウスから、神宮球場のバックスクリーンと自身の顔があしらわれたケーキがスタッフのバースデーソングとともに登場。「恥ずかしいな」と照れながらも受け取り、笑顔で記念撮影に応じた。

 キャンプでは2日連続で特打に参加。前日は85スイングで11発。この日は68スイングで19発と、確実性を上げつつ柵越えを量産した。驚くのはそれだけではない。19発のうち、3発がバックスクリーン直撃。そのうち1発はバックスクリーンの屋根部分に当たり、打球は場外へ。自らを祝う推定飛距離140メートルの祝砲に、球場に訪れたファンも思わず「おぉ」と感嘆の声を漏らし、拍手を送った。

 そんな特大弾にも、「練習なんで」と平常心。憧れの舞台と語る3月9日のWBC初戦の中国戦に向け、「そこに合わせて良い準備をして、良い体で迎えられるように」と目標を定めた。

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