DeNA・ドラ1松尾 先輩に物おじせず意見交換「まだ本気出してないですよね」
「DeNA春季キャンプ」(2日、宜野湾)
DeNAのドラフト1位・松尾汐恩捕手(18)=大阪桐蔭=が、先輩も驚く肝っ玉ぶりを発揮した。ブルペンでは1日の大貫に続き、昨季リーグトップの71試合に登板した伊勢とバッテリーを組んだ。直球を31球受けると、全く物おじせず意見交換。先輩が悔しがりつつ、証言だ。
「結構全力で投げていたんですけど、『まだ本気出していないですよね』って。まだ上がっていないのもありますけど、悔しいですね。次は捕れないくらいの球を投げたい」
周囲の度肝も抜いたゴールデンルーキー。松尾は自らのことを「結構、発言していくタイプ」と分析し、「『コミュニケーションを大切に』と相川コーチに教わっているので。意識してやっています」と堂々と話した。
全てが初挑戦だが、貪欲姿勢で全てを吸収したい。「球に重みがあった。1軍に呼んでいただき、見本になる先輩が多いので、いい経験ができています」。素直な心で、信頼も勝ち取っていく。