日本ハム 新庄監督が新名刺「監督 SHINJO」を披露 報道陣へは「売らないでよ笑」
「日本ハム春季キャンプ」(3日、名護)
日本ハムの新庄剛志監督(51)が新名刺を披露した。この日、北海道雨竜町から特産の米「ゆめピリカ」20キロの贈呈式に出席。米を受け取った後、「僕、名刺持っているんですよ」と西野尚志町長(62)と名刺交換した。名刺を手にした西野町長は「かっこよくてビックリしました」と喜んだ。
昨年の名刺は「BIGBOSS」と書かれていたが、今季から本名に改めたため「監督 SHINJO」と記された。白から濃紺のグラデーションの台紙に、「監督」は銀色の文字。「S」は赤色、「HINJO」は銀色で書かれた。
昨年は開幕前に札幌地下街に広告を展示し、持ち帰りOKの4000枚の名刺を張り出したところ、あっというまになくなった。だが、フリーマーケットサイトで転売されたこともあり、新庄監督はSNSにフリマサイトのスクリーンショットを載せて「なんか寂しい気持ちになりますね」とつづっていた。この日は報道陣にも「名刺、いります?」と一人一人に配布。「売らないでよ」と笑っていた。
雨竜町は毎年、札幌ドームと鎌ケ谷スタジアムでの試合で日本ハムの選手に対して、「第1ヒット賞」、「第1生還賞」、「第1奪三振賞」、「勝利投手賞」の4つの選手賞として、「ゆめピリカ」5キロを提供してきた。今季はエスコンフィールドでも選手賞を継続する。