日本ハム・田中正義の剛速球に新庄監督「ナイスボール」まずは先発として調整

 田中(左)のお腹を指摘する新庄監督(撮影・伊藤笙子)
 ブルペンで田中(左)に話しかける新庄監督(撮影・伊藤笙子)
 新庄監督(奥)が見守る中、ブルペンで投げ込む田中(撮影・伊藤笙子)
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 「日本ハム春季キャンプ」(3日、名護)

 FAでソフトバンクに移籍した近藤健介外野手の人的補償として入団した田中正義投手(28)が2度目のブルペン入り。「8、9割の力で」剛速球にカーブ、カットボール、フォークを投じて首脳陣を唸らせた。

 「順調にきていると思います。結構いい球はいっていたんじゃないかな」と手応えを明かした。

 背後からは新庄監督が投球をチェック。「ナイスボール」と声をかけ、あまりの球の威力に「もう上がっていいんじゃないかな」と独特の言い回しで評価した。田中正も「ありがたいなと思いながら投げました」と振り返った。

 建山投手コーチは「出力に関しては去年終盤投げたのを見て、すごいものを感じているので特段そこに驚きはないですね」と言う。田中正自身は先発を希望。これには「先発の調整をして中継ぎにすぐ戻れるので、先発の要素を探っています」と明かす。2月中旬にも実戦のマウンドを踏む予定だ。

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