ロッテ・山口“お尻打法”で本塁打量産 効果てきめんジーパンの「ケツ破れました」
「ロッテ春季キャンプ」(3日、石垣島)
“お尻打法”で本塁打量産だ。ロッテの山口航輝外野手(22)がフリー打撃で51スイング中9本の柵越えをマーク。バックスクリーン弾も連発し、その秘訣(ひけつ)を“お尻トレーニング”と明かした。
今年のテーマは「お尻」だ。「構えの時に大事だと気づいた」と昨季終了後からチューブを使ったトレーニングに取り組んでいる。自主トレでは西武・山川からも力の入れ方を教わり「構えた時に、力をためられるように。下半身の力を使って打てている感じがする」と手応え十分だ。
トレーニングの効果はお尻のサイズにも表れているといい「ちょっとジーパンがきつくなってた。今年ケツ破れました」。気づかぬうちにジーパンのお尻が裂けてしまったと、恥ずかしそうにカミングアウトした。
この日は「最高に近いバッティング練習だった」と充実の表情。「ホームランも長打力も磨いていければ」。目標の30本塁打に向け、幸先のいいスタートを切った。