楽天・宮森 球児フォーム習得で“火の玉ストレート”目指す 「投げたいですね」

 「楽天春季キャンプ」(3日、金武)

 楽天・宮森智志投手(24)が、このキャンプ2度目のブルペン入り。独立リーグ・高知の先輩、元阪神の藤川球児氏流の投球フォームで、“火の玉ストレート”習得を目指していることを明かした。

 グラブを上げるのと同時に左足が上がり、ためが生まれる。阪神の絶対的守護神を思い起こすようなフォーム。「お腹から縮めて上げきる。体重移動がしやすくなった」。自主トレ期間から課題に向き合い、模索した結果、現時点では納得のいく球が投げられているという。

 ゆくゆくは「自分も抑えが目標」と語る宮森にとって、藤川氏は目指すべき存在。そのポジションにたどりつくためにも「空振りを取れるストレートってすごく魅力なので、投げたいですね」とわかっていても打てない、直球を手に入れたい。

 1年目の昨季は7月に育成から支配下に昇格。プロ野球記録に並ぶ、初登板から22試合連続無失点をマークし、一気に飛躍を遂げた右腕。「実戦は投げられる状況ではあります」と、新フォームの効果を試したくてうずうずしている。

 ◆宮森 智志(みやもり・さとし)1998年5月28日生まれ、24歳。広島県出身。193センチ、93キロ。右投げ右打ち。投手。呉商から流通経大、四国ILp・高知を経て21年度育成ドラフト1位で楽天入団。22年7月に支配下登録され8月7日・ソフトバンク戦(ペイペイド)で中継ぎ登板しプロ初勝利。

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