巨人・坂本モデルに「飛んでる感覚があって」楽天・吉野が新相棒に好感触
「楽天春季キャンプ」(6日、金武)
楽天2年目の吉野創士外野手(19)が“坂本勇人モデル”のバットを使い、打力向上を目指している。
吉野は1月に巨人・坂本の自主トレに参加。その際、坂本からもらったバットで打撃練習に取り組み、使いやすさを実感した。
そして似たタイプのバットを新調。メーカーの都合上で、チームの先輩・島内のバットを元にし、これまでタイカッブだったグリップを通常のものに。くり抜いていたバットの先端はくり抜かない仕様に変えた。
重さや長さは自らに合わせており、「自分の中でも飛んでる感覚があって振り抜きやすい」と現状は新バットがしっくりきているという。
2年目で初の1軍キャンプスタート。連日、フリー打撃で快音を響かせ、石井監督は「去年よりバットの当たりが強くなった」と評価を口にしている。
「思う通りにいきつつあるので、もっと完成度を高くしてオープン戦までに組み立てていきたい」。新バットを武器にここまでは順調な吉野。12日から始まる実戦を含め、アピールの場を待ち望んでいる。