西武・平良 先発転向へ手応え ツーシームで山川の懐突いた
「西武春季キャンプ」(7日、南郷)
昨季最優秀中継ぎのタイトルに輝いた西武・平良海馬投手(23)が、先発転向へ向け順調に滑り出した。今キャンプで初めて投球練習に臨み、61球。「感覚は良かった」と手応えを口にした。
山川が目慣らしで打席に立つと「右打者の内角に投げる球が去年は少なかったので」とツーシームを投じ、同じ沖縄県出身の先輩の懐を突いた。試合で使う球種に考えており「感覚も聞きながら投球できたので、本当にすごくいい練習ができた」と充実感たっぷりだった。
山川はツーシームを3球見て、1球は手元に食い込む軌道を実感。「内角にあのスピード感で来られたら、打ちづらい球にもちろんなる」と効果を保証した。