DeNA・今永 WBCへ順調な仕上がり 三浦監督も太鼓判「世界一取ってきて」
「DeNA2軍春季キャンプ」(10日、奄美)
DeNAの今永昇太投手(29)が鹿児島県奄美市での2軍キャンプで、視察に訪れた三浦監督の前で30球の投球練習を行った。WBCへ早めに調整し、「思ったよりも順調に来ている」と充実の表情を見せた。
「1軍は競い合う場所。僕の調整に使う場所ではない」と、WBCに専念するために志願して2軍で調整している。WBC公式球は大きさなどに個体差があるといい「カーブの握りがしっくりこなくて。いっぱい投げておこう」と、あえて投げにくいカーブを多投。本番を想定して練習を積んでいる。
球速や回転数も日本の球を使ったときと大差がないそうで、高いレベルで操れている様子。三浦監督は「切れのある球を投げていた。世界一を取って戻ってきてほしい」と活躍に太鼓判を押した。