別所孝亮 大阪桐蔭から慶大へ「4年後プロにいけたら」
東京六大学野球リーグの慶大に今春入学する大阪桐蔭の別所孝亮投手(18)が11日、横浜市内の同大グラウンドで練習に参加。「大学でも日本一になれるように。個人としては4年後プロにいけたら」と目標を掲げた。
高校では藤浪(アスレチックス)や、根尾(中日)らも通った成績上位クラスに在籍。「大学の最高峰のレベルで自分自身を磨きたいという思いと、勉強と両立できれば」と慶大への進学を決めた。
大学での研究テーマには「ミラクルの検証」を掲げる。春夏連覇を目指した昨夏の甲子園では、先発した準々決勝で下関国際に敗戦。「トリプルプレー、いわばミラクルが起きて負けた。そういう負けを大学でしたくない」。まずは春季リーグでのベンチ入りを目指し、アピールしていく。
◆別所孝亮(べっしょ・こうすけ)2004年5月18日生まれ、18歳。岐阜県可児市出身。183センチ、84キロ。右投げ右打ち。投手。帷子小時代に岐阜東濃リトルリーグで野球を始め、広陵中では岐阜中濃ボーイズでプレー。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。2年春から4季連続で甲子園に出場し、3年春に優勝した。最速150キロ。