西武・隅田に“松坂塾”金言!「逆ティー打撃」のススメ
「西武春季キャンプ」(12日、南郷)
ルーキーイヤーの昨季1勝10敗に終わった西武の隅田知一郎投手(23)が12日、松坂大輔臨時コーチ(42)から“金言”を授けられた。カットボールのブラッシュアップを図る左腕が勧められたのは「逆ティー打撃」だった。
昨季も好調と感じたときほど、カットボールが「曲がり過ぎちゃうことがあった」。調子がいいから体や腕が動き過ぎて意図した以上の変化をするという。そこで投げる動きと逆、隅田なら右打ちのティー打撃で体のバランスを調整した方がいいというわけだ。
隅田のカットボールは、真っすぐの軌道から数センチ動いてバットの芯を外す“小さな変化”がポイント。「どれだけ真っすぐに近づけるかを意識して。松坂さんからヒントはもらいました」。新たな着想で2年目の飛躍を狙う。