ヤクルトの主力投手として活躍した鈴木康二朗(すずき・やすじろう)さんが、2019年11月に肺炎のため70歳で死去していたことが13日、分かった。
茨城・磯原高から日鉱日立を経て、73年にドラフト5位でヤクルトに入団。14勝9敗を挙げた77年の9月3日・巨人戦で、王貞治に当時はハンク・アーロンが持っていた米大リーグ通算最多本塁打数を上回る756号を許したことで知られる。
78年は13勝3敗で最高勝率に輝き、球団初のセ・リーグ制覇と日本一に貢献。83~86年は近鉄で主にリリーフを務めた。通算成績は414試合登板で81勝54敗52セーブ、防御率3・68。