優勝予想者なし巨人の弱点を指摘 名球会メンバーがセ・リーグ優勝予想

 14日に更新されたユーチューブチャンネル「名球会チャンネル」で、セ・リーグ優勝予想の座談会が行われた。

 出席したのは山本昌広氏、佐々木主浩氏、田中幸雄氏、宮本慎也氏、岩瀬仁紀氏、福留孝介氏、藤川球児氏のレジェンド7人。山本昌氏が司会を務める形で座談会は進められた。

 真っ先に名前が挙がったのは、やはりヤクルト。佐々木氏が「去年日本シリーズで負けたしね。あれ勝ってたら、ちょっと気抜きそうだけど」と3連覇を期待すると、山本昌氏も「打つ方がしっかりしてるから。若手、中堅、ベテランのバランスが今すごくいい」と賛同。そこでOBの宮本氏が「山田次第。(昨季が)調子が悪かったのか、落ちてきたのかが今年で分かる」と指摘した。

 その宮本氏は「岡田監督に阪神の今の子がついていけたら結構強くなるんじゃないかと考えてるんで。ヤクルト(OB)の立場で言うと、タイガースがコロッと変わりそうな感じもする」と阪神を警戒。藤川氏も「僕は阪神ですよね」と古巣をプッシュ。「岡田監督は僕らも信用して使ってもらっていた。固定して選手に信用を持って使ってくれる。大山、佐藤輝、近本、中野…核が4人もいるんですよ。最近は外国人頼みで勝ったチームはない」と分析した。

 一方、岩瀬氏は、佐々木氏から「ドラゴンズって言おうよ」と突っ込まれると「ドラゴンズ!?」と困惑。それでも「可能性はあると思うんですよ、打線が得点さえしっかり取れるようになれば。投手陣は後ろもしっかりしているし、先発陣もいるので」と期待を寄せ、「そうなるとアキーノ次第になるんですよね」と4番候補となる新外国人をキーマンに挙げた。

 また福留氏は「DeNAか阪神。投手力なら阪神、打線とピッチャーで言えばDeNAかな」、田中氏は「やはりヤクルトが強いのかなと。DeNAも楽しみ。この2球団のどちらかだけど、ヤクルトかな」と両氏ともにヤクルト、DeNAの争いを予想。

 なお、名前の挙がらなかった巨人については岩瀬氏が「先発陣がいない。戸郷と菅野…この2人しか名前が出てこない」と言えば、山本昌氏、佐々木氏が「中継ぎもいない。どうやって大勢につなぐかだよね」。昨年まで現役だった福留氏は「左の今村、高梨が出てきても、そんなにウワッとはならない。基本的にワンポイントだし」と弱点を指摘した。

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