ヤクルト村上“達観の中にある無邪気さと愛嬌” 担当記者に垣間見せる人間味
ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が14日、3月の「カーネクスト 2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に向けて、インタビューに応じた。WBCでの活躍も期待される主砲の素顔をデイリースポーツのヤクルト担当記者が紹介する。
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ヤクルト担当になってから1カ月半。これまでの取材で見た村上は、大人びている印象を受けた。「子どもに夢を与えたい」と口癖のように答える姿はベテラン選手のようで、どこか達観して見えた。
しかし、今回のインタビューで以前行われた取材の質問を再度確認すると、「知っているなら聞かないでもらって良いですか(笑)」と笑顔で記者をいじる場面があった。23歳にして「村神様」と呼ばれ、これからも記録を作り続けるであろう達観した若武者にも、年相応の無邪気さと愛嬌(あいきょう)があるんだな、と人間味を感じた一瞬だった。(デイリースポーツ・高石航平)