ロッテ・佐々木朗希がいきなり160キロ計測 実戦初登板、村上含む4者連続三振で球場どよめき

 2回、村上を空振り三振に仕留める佐々木朗(撮影・西岡正)
 ヤクルトとの練習試合に登板する佐々木朗(撮影・西岡正)
 ヤクルトとの練習試合に登板する佐々木朗(撮影・西岡正)
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 「練習試合、ロッテ-ヤクルト」(15日、西崎総合運動公園野球場)

 WBC日本代表「侍ジャパン」に選出されたロッテの先発・佐々木朗希投手(21)が初回、いきなり160キロを計測。3者連続で空振り三振に斬って取った。

 先頭・丸山和を直球とフォークで空振り三振。侍ジャパンの中村にはスライダーも投じて仕留めた。3番・内山も、160キロ直球とフォークで空振り三振。テンポよく投げ込み、最高の滑り出し。球場がどよめいた。

 二回は先頭で、侍ジャパンで4番候補として期待されるヤクルト・村上と対戦。1ボール2ストライクから160キロで空振り三振を奪い、4者連続三振。その後、走者を背負ったが、2回29球を投げ、1安打無失点だった。最速は160キロ。スライダー、フォークを織り交ぜ5奪三振をマークした。

 「初実戦にしてはバランスよく、全体的に変化球も含めて、まとまりのある中で投げられた」と佐々木朗。フォークの感覚は「まだまだベストではないけど、去年の強化試合よりもよくなっている」と手応えを口にした。

 村上との対決については「練習試合とはいえ、ホームランを打たれたくなかった」と明かし、「ここまでいい準備ができているので、本戦に向けてしっかり良い練習をして良い準備で臨めたらなと思います」と、日の丸を背負う覚悟を口にした。

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