ダルビッシュが熱い!始動即、戸郷に変化球伝授“ダル塾”開講に大勢、岡本和も熱視線 ハム帽子姿にファン「男前」と歓喜

 戸郷(右)にアドバイスするダルビッシュ(撮影・吉澤敬太)
 日本ハムのキャップをかぶり練習するダルビッシュ(撮影・吉澤敬太)
 戸郷(右)に握りを教えるダルビッシュ(撮影・吉澤敬太)
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 3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(36)が16日、宮崎市内のグラウンドに到着。17日から始まる合宿を前に、巨人・大城卓三捕手(30)とキャッチボールを行った。

 力強い投球シーンに、同じく汗を流した戸郷翔征投手(22)、岡本和真内野手(26)、大勢投手(23)らも熱視線。戸郷には早速、変化球の握りを伝えるなど、栗山英樹監督(61)が「彼の野球知識は日本野球の財産」と期待した言葉通りに、合宿前から早くも“生きた教材”として効果を生んでいる。

 早速、開講された“ダルビッシュ塾”は約20分。真後ろからボールの軌道や、撮影したとみられる動画を一緒に確認するような様子もあった。

 ダルビッシュは「すごく寒かったので、動きはそこまで良くなかったけど、他の選手のキャッチボールとか見られて良かった」と充実の表情。チームの柱として期待されるが、「引っ張って行こうという気は全くない。年齢は気にしてない。お互い引っ張っていくのがいい」と語った。

 巨人勢とは前夜に夕食もともにしたとし、「いろいろ話して、やっぱりみんなすごくまじめ。野球に対して真摯に取り組んでいるなと思いました」と語り、戸郷とのやり取りについては「凄く真っ直ぐもフォークもいい。アドバイスというと、それは上からになってしまう。意見交換しながら、優勝目指すだけじゃなく、レベルアップできれば」とうなずいた。

 ドーム球場には上下、黒色のトレーニングウエアで姿を見せたダルビッシュ。日本ハムの帽子をかぶって、古巣愛をこっそりアピールする姿に、ネット上では「素敵な姿」「ホンマに男前」「ファンとしてはたまらん」「ありがとう」など多く反響の声があった。

 連覇を果たした09年の第2回大会以来、3大会ぶりの優勝を狙う日本代表。チームは17日から27日まで、同地で世界一奪還に向けて合宿を行う。

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