ダルビッシュ「今のところ警戒されてると思う」と笑う 緊張する若手に声かけ「どんどん聞いて」
「侍ジャパン強化合宿」(17日、宮崎)
メジャー組で唯一参加のパドレス・ダルビッシュは、マイペースで調整。日本ハム時代の同僚で、スタッフとして参加する鶴岡慎也氏とキャッチボールを行い、変化球も投じた。
ダルビッシュは「普段と変わらず集中できた。その日、その日、体調が違うので、それに対してアプローチしていくのが自分の調整方法」と語り、18日にはブルペン入りを予定していることも明かした。
ダルビッシュのキャッチボールには、ランメニュー中の山本、湯浅らも注目。日本球界のスター選手たちにとっても、ダルビッシュは別格の存在だ。
初日ということで当然、まだ緊張する選手もいる中、ダルビッシュは「いまのところ、結構警戒されてると思うので、まだ話せてない選手もいる」と笑顔。ただ、山本や佐々木朗らとは言葉を交わし、「わりと聞いてくれたり、自分も結構聞いている。自分は全然、大丈夫、どんどん聞いてほしい」とうなずいた。
09年の世界一を知る唯一のメンバー。「日本の強み、人と人との距離が近いというのがある。この短期間で普通はまとまりづらいと思うが、このチームはできると思う。チーム一丸となり、野球がみせられたら」と意気込んだ。