巨人39歳・松田、38歳・長野が安打競演 原監督「元気がいいね」

 2回、小林の中前安打で二走・松田が同点のホームイン(撮影・佐藤厚)
 3回、長野は右越え二塁打を放つ
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 「巨人紅白戦、白組3-2紅組」(17日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 ベテランだって黙っちゃいない。巨人の松田宣浩内野手(39)と長野久義外野手(38)が紅白戦で今季初実戦に臨み、ともに安打を放った。若手もアピールを重ねる中、年長コンビが幸先の良いスタートを切った。

 松田は「7番・三塁」でフル出場。二回2死一塁での1打席目で赤星の直球をはじき返し、いきなり右前打とした。これが新天地での実戦初安打。昨季はプロ入り後初めて0本塁打に終わったことを受け、今季は長打力向上に励む中、「打球は何歳になっても強く打つ自信がある。1打席目から良い形で打つことができた」と自らに拍手した。

 「2番・指名打者」でスタメン出場した長野も三回1死からの2打席目で右越え二塁打。「風が強かったですね。後輩たちが打たせてくれたんじゃないですか?」と謙遜しながらも、調整に関しては「順調にきていると思います」とうなずいた。

 2人の頼もしい姿に原監督も「良いところでね。元気がいいね」と評価。ここから競争はさらに激化していく。

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