若手総出で見守ったダルのブルペン 唯一見逃した宇田川「すごく見たかったんですけど」涙をのんで減量メニューに励む

 ブルペンで力投するダルビッシュ(撮影・吉澤敬太)
 大勢のファンが見つめる中、練習グラウンドへ向かうダルビッシュ(撮影・吉澤敬太)
 ブルペンで力投するダルビッシュ(撮影・吉澤敬太)
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 「侍ジャパン強化合宿」(18日、宮崎)

 この日、侍投手陣がほぼ総出で見守ったダルビッシュの初ブルペンの投球を唯一見逃した選手がいた。

 オリックスからの減量メニューをこなしていた宇田川優希投手。球団のキャンプ中から中嶋監督に減量指令を受けており「いつもの追加メニューをウエイト場の方でやってました。体のキレを出したり、減量のメニューがオリックスの方からあるんですけど、それをやってました。中嶋監督からは去年の日本シリーズが97・5キロで、去年のシーズン中よかったので、それぐらいの体重に戻せと言われている。WBC終わって97・5以上あったらダメだよと言われている。WBCでオリックスのキャンプより練習量が減ると思うんですけど、そこでも太らずに自分で考えてやってこいということだと思う」と明かし、「(ダルビッシュ投手が)ブルペンに入るのは知ってました。見たかった。自分が少年時代から見ていた人だったので、すごく見たかったんですけど」とポツリ。「それよりも自分がやらなくちゃいけないことがあるので」と前を向いた。

 ダルビッシュからも「減量してるの?」と話す機会があったそうで「『また聞きにおいで』と言ってくれて。自分がどの体重がベストでとか、自分の中であると思うんですけど、どういう食事をとるとか、どういうことを意識しているかとか聞きたいなと思います」と、このキャンプ中に助言を求めていく考え。この日、見逃したブルペンについても「今日だけじゃないと思うので、また見れる機会があれば絶対にみます」と、誓った。

 厚沢コーチは宇田川の減量について「もう宇田川は24時間監視してますから」と明かし、「背番号までは。オリックスの背番号96番までは。今は97・5とか結構落ちて今ここまできたのでもうちょいなんですけど」と、説明した。

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