佐々木朗はダルらの熱視線にガチガチ!?「いい球投げないと」「すごく力が入って緊張」終了後にお褒めの言葉も

 ブルペン入りした佐々木朗(撮影・金田祐二)
 投球練習を終えた佐々木朗(左)はダルビッシュ(右)と言葉をかわす(撮影・山口登)
 ファンにサインする佐々木朗(撮影・山口登)
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 「侍ジャパン強化合宿」(19日、宮崎)

 今合宿初めてブルペン入りした佐々木朗希投手は、変化球を交えながら37球を投じた。捕手後方にはスマホを構えたダルビッシュ、栗山監督、若手投手、メジャースカウトらがズラリ。「後ろにたくさんおられた中で、すごく力が入って緊張したんですけど、どうにか30球程度投げることが出来てよかったなと思います」と初々しく語った。

 この日はブルペン一番乗りで、1人だけの投球練習。甲斐の心地よい捕球音が響き渡る中「しっかり球数を投げることと、変化球だったりストレートの確認。いい時、悪い時、色々あるので、あとはスライダーをしっかり投げられるように」とテーマを持ってボールを投げ込んだ。

 終了後にはダルビッシュともに、トラックマンのデータをチェック。さらにメジャーリーガーから身ぶり手ぶりのアドバイスを受け、山本の投球練習を2人で見つめるなど濃密な時間を過ごした。

 「全体的な感覚、感想の話。そういうところです。スライダーがよくなっていると言ってもらえました」と明かした佐々木朗。前日にはダルビッシュの投球練習を動画撮影していたが「いい球投げないとなと思いながら、力みながら投げてしまいました」と逆パターンに緊張したという。

 さらに「由伸さんの後ろで見たことなかったので、どういう感じなのか見ながら、ダルビッシュさんとは今の球種がどうだったか、何の球種だったか、そういう話です」とどん欲に一流投手のボールを見つめた令和の怪物。直球の最速は156キロを計測したといい、次の課題には「自分の持っている球の精度だったり、バッターに投げる感覚だったり、あとは周りに守っているキャチャーや野手も違うので、景色が変わった中で自分の投球が出来るように意識してやっていきたいなと思います」と力を込めた。

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