侍ジャパン ジョーカーは高橋宏斗!? ダル&栗山監督が驚き「一気に爆発、すごく可能性がある投手」
「侍ジャパン強化合宿」(19日、宮崎)
最年少で選出された中日・高橋宏斗投手の評価が、日増しに高まっている。この日はブルペンで34球を投げたが、捕手の後方ではダルビッシュと栗山監督が投球に熱視線を送った。
練習後、高橋宏の印象について栗山監督は「俺はすごく楽しみにしているし、なんかすごくみんなが思っている以上に大爆発というか、すごく可能性がある投手。ちょっと雰囲気が出てるなあって感じだよね」と絶賛。「勢いに乗った時の3年目、4年目の投手っていうのは、一気に爆発する年かなって勝手に思っていたんだけど、そういう雰囲気がヒシヒシと俺は感じている。これは完全にいけそうだなっていう雰囲気はある」とべた惚れだ。
同じく百戦錬磨のメジャーリーガーも「すごいですね」と感嘆。「戸郷くんとも話をしてましたけど、とにかく球が強いですし。変化球もキレるので、最近の若い選手は本当にすごいなと思いました。真っすぐもスライダーみたいな球もスプリットもそうですし、ストライク投げる球に困らないでしょうし、すごいですね」と賛辞が止まらなかった。
代表では第2先発にリリーフと、様々な役割が想定されるが、吉井投手コーチも「見る感じではいろんな可能性がある。短いイニングでもいけそうですし、もちろん先発投手なので長いイニングも投げることができる」とし、「あの若さでちゃんとボールもコントロールできてるんで本当にいいピッチャーだと思います」と評価。無限の可能性を秘める20歳が、代表の救世主になるかもしれない。