侍ジャパン・栗山監督 心を揺さぶられた吉田正尚との裏話を明かす「魂に感動した」
侍ジャパンの栗山英樹監督が19日、テレビ東京系の「みんなのスポーツ」で、銅メダルを獲得したアテネ五輪で監督代行を務めた元DeNA監督の中畑清氏と対談し、3月に開催されるWBCについて意見を交わした。
栗山監督は「ランナーが塁にいる時の投手交代」が勝負の分岐点になると予測し、吉井投手コーチらと相談して、急場をしのぐ最善策を練っていると明かした。
また、ポスティングシステムを利用して米大リーグ・レッドソックスに移籍した吉田正尚外野手の選考に関する裏話を披露。「あの松井秀喜ですらメジャーに対応するのに時間がかかったんだから、やめておいた方がいいんじゃないか」と本人に打診したところ、「どうしてもWBCには出たい」と返答され、「出られる保証はないんだよ」と言葉を続けたところ、「当たり前じゃないですか。ジャパンですよ」と、出場保証がなくても日の丸を背負いたいという「魂に感動した」ことを明かしていた。