ソフト女子元代表監督・宇津木氏 闘魂ノック964本!中日投手8人にハイスピードで展開
「中日春季キャンプ」(20日、北谷)
ソフトボール女子の元日本代表監督の宇津木妙子氏(69)が、中日の練習に飛び入り参加。「立浪監督から『闘魂注入してほしい』と言われていました」と、若手投手陣に闘魂ノックを浴びせた。
宇津木氏がシニアアドバイザーのソフトボール女子「ビックカメラ高崎」が、隣接するソフトボール場で合宿中。その関係もあり、正午すぎからサブグラウンドで約1時間、投手8人への1・6~1・7秒間隔のハイスピードノックを展開だ。その数、合計964本となった。
「投手は9人目の野手。野手の気持ちも持って、打者に向かう気迫を出してほしい」と伝え、プロ意識についても指南。「ファンもお金を使って応援しに来てくれているから、そこもプロとしての責任だよと。一球の大事さを忘れずにやってね」と説いた。
また、親交があるWBC日本代表「侍ジャパン」の栗山監督には「選手たちは日頃の練習の成果を出してくれればいいですが、簡単にはいかない。私たちも何度も経験している。そこをどう乗り越えていけるかですね」とエールを送った。