ダルビッシュ取材に杉谷氏が“乱入”で暴露 減量中の宇田川「アイスめっちゃ食べてました(笑)」
「侍ジャパン強化合宿」(21日、宮崎)
ダルビッシュ有投手がライブBPに登板した。村上、大城、近藤、岡本和、牧を相手に24球を投げ、安打性の打球は3本。村上にはバックスクリーン直撃の豪快弾を浴びた。
降板後には取材応対。遠くで見守っていた後輩で、昨季限りで現役を引退した杉谷拳士氏を見つけると「こっちにおいでよ、なにしにきたん?」と呼び寄せた。杉谷氏が「宇田川君が、いま減量中だと。ダルさんに言われた一言がすごく心に刺さった。アメリカの投手は太っている選手いっぱいいるよって言われた時に、すごく気持ちが楽になったらしい。アイスをいっぱい食べさせてもらいましたって」と聞いた。
これにダルビッシュは「めっちゃ食べてました」と笑いながら、減量については真剣に持論を展開。「減量、減量いうから、体見てもそんなに太っているとは思わないし、おなか触ってもそんなでもないし」とし、「体重というよりかは動けないっていうことが問題だから、動くためのアプローチをしないといけないのに、減量というふうになってしまうと、僕としては球速とか落ちてしまったりとかってなるから」と説明した。
さらに、「昨日のやつ(宇田会)もそうだけど、1年前は育成で、そこからいきなり侍ジャパンに来て、そこでも減量だ、ボールがどうだっていうのは、あまりにも1人の人間が背負うには大きすぎる。それはすごく嫌だったので、そういう感じです」と、フォローに回った経緯を明かした。
休日の20日に投手会が開かれたが、初招集で代表になじめない宇田川を気遣って、“宇田川会”に変更。自身のツイッターには「宇田川さんを囲む会に参加させていただきました!宇田川さん、ご馳走様でした!」とつづり、宇田川が中心で腕を組んだ写真を投稿。インスタグラムでは「#宇田川JAPAN」とのハッシュタグもつけていた。