ソフトB大関、初の開幕投手 育成出身の4年目左腕
ソフトバンクの左腕、大関友久投手がプロ4年目で初の開幕投手を務めることが決まった。藤本博史監督が21日、宮崎市でのキャンプで「将来的には左のエースになってもらわないといけない。満場一致で決めた」と明らかにした。開幕戦は3月31日にペイペイドームでロッテと当たる。
育成出身で25歳の大関は昨季、2度の完封勝利を含む7勝6敗、防御率2・93でオールスターゲームにも初出場した。特にロッテには先発した3試合で2勝を挙げ、プロ初完封を果たすなど相性が良く、大役の決め手となった。「期待してもらっている」と表情を引き締めた。
昨年8月に左精巣がんの摘出手術を受けたが、終盤戦に復帰した。