中日・岡田俊哉に悪夢のアクシデント 投球時の転倒で右大腿骨骨折の大けが 立ち上がれずマウンドから救急車で搬送 球場騒然
「練習試合、中日6-9楽天」(22日、Agreスタジアム北谷)
中日・岡田俊哉投手が六回の登板中に、アクシデントに見舞われた。
この回から登板し、先頭小深田をアウトに取り1死。続く、ウレーニャに対する初球で踏み出した際、右膝が三塁方向へ折れ曲がるようになり、そのまま一回転するように転倒。マウンド付近で立ち上がれなくなった。
球場は騒然となり、トレーナー、投手コーチ、立浪監督が駆けつけた。その後、担架が準備されたが、すぐに乗せることもできない状態。守備についていた選手が引き上げ、試合が中断した。その後、マウンドまで救急車が入り、搬送される事態となった。
試合は20分超も中断。岡田は交代となり、急きょ田島が登板した。
09年度ドラフト1位の左腕、岡田は昨季2試合の登板に終わり、今季はサイドスローに転向。ここまで順調に調整を重ねてきたが、悪夢のアクシデントとなった。
球団はその後、北谷町内の病院でレントゲン検査を行い、「右大腿骨骨折」と診断されたと発表した。