ダルビッシュ 自身の変化について語る 影響受けた妻・聖子さんの存在「それだけ妻が好きだということです」
「侍ジャパン強化合宿」(23日、宮崎)
パドレス・ダルビッシュ有投手が練習後に取材対応。今回の合宿ではリーダーシップを取り、後輩に対しても言葉を選んで話す様子が見て取れることについて、「自分はずっと妻に人間として見てもらっているので、そういうところで習っていったというところだと思います」と語った。
緊張で萎縮していた宇田川を気にかけ、チームの輪に溶け込みやすい雰囲気を作るなど、絶大なリーダーシップを発揮。練習後には子供たちを中心に積極的なファンサービスも行っている。気配りや優しさがにじみ出る言動に、ファンからも大きな反響を呼んでいる。
ダルビッシュはこれまでの取材でも、夫や父親としての立場で視点が変わってきたということを明かしており、「子どもたちもそうですし、こうやって来てくれるファンの方には思いを、ちゃんと考えるようにはしています」とうなずいた。
特に聖子さんと出会い、受けた影響が大きかった様子。妻を大事にすることで子ども達にもいい影響を与えるだろうと語り、「それは言葉というよりかは、そういう環境にいる方が自然とそうなりやすいのかなというのもありますし。単純に自分はそれだけ妻が好きだということです」とキッパリ。最後は照れ笑いを浮かべ、「ありがとうございました」と取材を終えた。
ダルビッシュと、元レスリング世界女王の聖子さんは16年8月に結婚。妻・聖子さんは昨年8月に第5子の男児を出産している。