日本ハム・吉田輝星がオープン戦“開幕投手”に抜てき 同学年のドラ1矢沢に「負けていられない」
「日本ハム春季キャンプ」(24日、名護)
オープン戦初戦となる25日の楽天戦(名護)で“開幕投手”を務める吉田輝星投手が1軍休日のこの日、キャッチボールなどで調整。楽天戦へ「0で抑えなきゃいけないなと思います」と気合いを見せた。
今キャンプ中はこれまで対外試合2試合に登板。9日のサムスン戦では2回パーフェクト。17日のキューバ代表戦では3回1安打無失点に抑えるなど、目標とする開幕ローテーション入りへアピールを続ける。
「ストレートは今まで通りの調子でどんどん上げていければ」。課題として「追い込んでからのフォークが2試合連続であまり決まっていなかった。きのうピッチングで結構メインでやっていて、1球も投げミスがなかった。徹底していきたい」と話した。
同学年でドラフト1位の矢沢(日体大)が投打で活躍。「負けていられないんで、しっかり自分も結果を残せるように頑張ろうと思いました」と言う。同級生には野村、万波、さらにドラフト2位の金村(富士大)、同5位の奈良間(立正大)と一気に人数が増えた。
キャンプ中のオフ日に「同期会」を開催。親交を深めた。野村は2試合連続本塁打中。奈良間も攻守で評価を挙げている。「みんなで刺激し合えたらいいですね」と2000年生まれ世代でチームを盛り上げていく。