元ＤｅＮＡでプロ野球解説者の高木豊氏が２４日、自身のユーチューブチャンネル「高木豊　Ｔａｋａｇｉ　Ｙｕｔａｋａ」を更新。昨季、不振にあえいだ巨人・坂本勇人内野手について「必ずはい上がってくる」と予言した。

　「年齢的に飛距離が落ちたりというのは否めない」と指摘した上で「それをカバーする技術がある」と分析。実際にキャンプでの動きもチェックし「守備は問題ない。ハンドリングも健在だし」と評し「２割８分、２０本打ってくれれば十分」と語った。

　そのラインをクリアするために「休みを少し、入れてあげた方がいい」と提言。やっぱり「１２年、１３年もショートを守ってきて、今もグラウンドに立っている坂本はすごい。ものすごいショートというポジションは疲労が残る。俺も２年守っただけでヘトヘトになった。だから坂本は球界始まって以来のショートの選手なんだよ」と高木氏。「もう３５歳だからね」と休養を挟みつつ起用し、負担を軽減させることで数字も残るとした。

　原監督からは「コンバートは考えてない」という言葉を聞いたという。それだけに「何とか這い上がって来てほしい」と願った。