福留孝介氏が語る第1回WBC「喜びすぎて」“報復死球” 準決勝・韓国戦で代打決勝2ランの直後
中日のエースとして活躍した川上憲伸氏が24日、自身のYouTubeチャンネル「川上憲伸 カットボールチャンネル」に新規投稿。昨季限りで現役を引退した福留孝介氏がゲスト出演し、第1回WBCを振り返った。
名場面として野球ファンで今も語り継がれるのが準決勝・韓国戦の代打決勝2ランだ。七回1死二塁から代打で登場した福留。その時の映像を見ながら1球、1球の心境を解説し、3球目を完璧に右翼席へ運んだ。「打った瞬間でした。行ったと思いましたね」と振り返りつつ「(一周してる時は)覚えていなかった」と明かした。
その直後、福留氏が明かしたのは韓国の投手の対応。「次の初球、当てるんですよ。小笠原さんだったかな。こちらが喜びすぎて、向こうのピッチャーがイライラしてる」と振り返り、実際の映像を見ながら「全然、逆球。狙って当てに行ってると思う」。実際に次打者・小笠原に投じた初球は、外角に構えていた捕手のラインから大きく外れ右膝付近を直撃した。
これには川上氏が「その後、アメリカに行ったから何となくわかるけど、1人のランナーもったいないよね」と福留氏に問いかけると「これでゲームが壊れた」と振り返っていた。他にも動画内では1次ラウンドからの不振、韓国戦でのスタメン落ちの経緯などを赤裸々に語っている。